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歌枕を訪ねて(6)第二十四番歌「手向山」

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小倉百人一首の歌枕・菅家の「手向山」を訪ねました。 東大寺大仏殿の東に位置し、紅葉の名所として知られる手向山に鎮座する手向山八幡宮は、大分県の宇佐八幡宮から東大寺の守護神として迎えられ創建されました。 菅原道真が宇多上皇のお供でこの手向山八幡宮に参拝し、腰を掛けたとされる菅公腰掛石があり、建物は老朽化しつつも趣があり、神社周辺には東大寺二月堂・三月堂・四月堂と見どころが満載です。 

歌枕を訪ねて(5)第十八番歌「住之江」

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  小倉百人一首の歌枕・藤原敏行朝臣の「住之江」を訪ねました。 大阪市住吉区を中心とする一帯で、当時は白砂青松の景勝地であり、住吉の津などとも呼ばれた。 住吉大社のシンボルになっている太鼓橋は、川端康成の小説反橋で「登るより降りる方が難しい」と書かれております。 また、源氏物語の澪標に描かれた明石の上の恋物語もこの地が舞台となっています。