歌枕を訪ねて(7)第六十番歌「大江山・生野・天橋立」

 小倉百人一首の歌枕・小式部内侍の「大江山・生野・天橋立」を訪ねました。

この歌は三十一文字の中に三つの歌枕を入れて詠み、嫌味を言った藤原定頼(第六十四番歌の作者)に返した歌で、代作疑惑を見事に晴らしました。「おおえやま」の位置は諸説あり、歌に出てくる順番からすれば都に近い「大枝山」の方だと思われます。

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