歌枕を訪ねて(18)「佐渡」

 小倉百人一首第100番歌・順徳院の詠んだ歌枕「佐渡」を訪ねました。

順徳院は後鳥羽天皇の第3皇子で、土御門天皇の譲位の後、満13歳で即位。父の後鳥羽上皇からは大きな期待と愛情が寄せられていました。和漢の学問の才もあり、定家に歌を学びました。 承久の乱で、父の後鳥羽院と共に立つも敗れ、佐渡に流されました。 45歳の時に、絶食したうえ、焼いた石を頭に乗せて自ら命を絶ったと言われています。

BGM :甘茶の音楽工房より「悠久の時へ」

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